お彼岸の頃、目を楽しませてくれるヒガンバナ。エックス山でも緑の中に赤色の花がかたまって咲いていて存在感を示していました。9月には、ヒガンバナは随所で迎えてくれましたが、10月になると森の中で静かに花を散らしていました。森の木々も花から実へと季節の移ろいを感じます。
10月の自然塾は29名の児童の参加がありました。いつもの通り、ラジオ体操で始まりました。

続いて、安全の話です。9月半ばになって少し涼しくなりましたが、水分は、こまめにとりましょう。

今月のプログラム、前半は「鳥が食べる草木の実さがし」です。まず、草木の実や種についてちょっと説明がありました。

みんなで草木の実さがしに出かけました。初めに、毎月おこなっているムラサキシキブの定点観察で季節の変化を確認します。

木の実を見つけたら、何の実がみんなで確認します。エックス山にはこんな木の実・草の実が見られます。


ゴンズイの実は、赤い袋と中から顔を出す黒い種子のコントラストが目を引きます。
コブシの実は、あたかも「握り拳」のような形です。熟して裂けて、赤い種子が顔を出しています。

ブルーシートに戻って、エックス山で見られる草木の実について学びました。

これから独楽を作るどんぐりの色々について説明がありました。

後半のプログラムは「ドングリ独楽作り」です。それぞれ、どんぐりでコマを作ります。

まず、紙皿の上で練習します。うまく回るかな。

さあ、お待ちかね、どんぐり独楽の相撲大会の始まりです。まず、各班の代表者を決めます。

赤緑黄青の4班の代表者がトーナメントで競い、横綱・大関・関脇を選びました。

六小の2年生が上級生を退けチャンピオンとなり、優勝インタビューに堂々と受け答えしてくれました。

終盤小雨になり心配しましたが、それぞれのチームの熱い応援で盛り上がり、賑やかにトーナメント戦を終えることができました。
